局所進行直腸癌に対する2週間コースの術前化学放射線療法 vs 標準長期照射:Twoarc第III相ランダム化試験
背景:術前化学放射線療法(CRT)は局所進行直腸癌の標準治療だが、短期間(2週間)のハイポフラクショネーションCRTが、従来の長期CRTと同等の腫瘍反応と安全性を示すかは明確でなかった。
方法:cT3-4N0-2M0直腸癌338例を対象に、通常長期CRT(50.4 Gy/28回, 5-6週)群(n=167)と2週間コースCRT(33 Gy/10回)群(n=171)に無作為化。主要評価はダウンステージング率(ypT0-2N0)。手術(TME)はCRT後6-10週で実施。
考察:完全病理学的奏効(ypCR)は両群で有意差なし(15.6% vs 14.6%、p=0.807)。ダウンステージング率・括約筋温存率・切除縁陽性率も差を認めなかった。2週間CRT群はGrade ≥2消化器毒性が有意に低かった(5.8% vs 13.2%、p=0.021)。

Ann Surg., 2025年9月15日(電子先行)
がむしゃら院長
局所進行直腸癌に対する術前放射線化学療法は2週間コースに短縮できる
直腸癌の術前放射線化学療法もエビデンスがたまってきた









がむしゃら院長