免疫チェックポイント阻害薬関連心血管毒性:国際心腫瘍学会(ICOS)ポジションステートメント
背景:免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は多くのがんで生存を改善した一方、心筋炎、不整脈、心不全、血管イベントなどの心血管毒性が報告されており、体系的な評価・管理指針が求められていた。
方法:国際心腫瘍学会(ICOS)が、免疫療法と心血管毒性に関する既存エビデンス、臨床研究、専門家合意をレビューし、リスク評価、診断、モニタリング、治療、再投与判断に関する実践的提言をまとめた。
考察:ICI関連心血管毒性は頻度は低いが致死的となり得るため、治療前のリスク層別化、治療初期の厳格なモニタリング(心電図、トロポニン、心エコー)が重要とされた。疑われた場合は迅速なICI中止と高用量ステロイド治療が推奨され、多職種連携(腫瘍内科・循環器)の重要性が強調された。今後は標準化された診断基準と前向き研究が必要と結論づけられている。

JAMA Oncol, 2025年
がむしゃら院長
ICI関連心血管毒性に対しては迅速なICI中止と高用量ステロイド治療が推奨
知らないと対応できない。勉強が大事。













がむしゃら院長