ネオアジュバント療法で治療された遠位直腸腺癌患者における側方骨盤リンパ節と疾患再発および臓器温存との関連。
背景:直腸癌において、側方骨盤リンパ節(LLN)が再発や直腸温存率へ与える影響は未だ論争がある。
方法:多施設トライアル「Organ Preservation in Rectal Adenocarcinoma」の後解析として、TNT(total neoadjuvant therapy)後に全大腸直腸切除術または監視戦略を選んだ患者を対象に、ベースライン MRI での LLN 所見および restaging MRI での LLN 残存所見と、再発・転移・直腸温存率との関連を解析。
考察:ベースラインで LLN 陽性(LLN+)群と陰性群で再発率・転移率に有意差はなかった。一方、restaging MRI で LLN ≥ 4 mm を残存している例では直腸温存率が顕著に低かった。LLN 切除の普遍的適応には慎重を要する可能性を示唆。

Ann Surg, 2025; 282(2):311-318
がむしゃら院長
ベースラインで LLN 陽性(LLN+)群と陰性群で再発率・転移率に有意差はなかった
これだとリンパ節転移の有無は予後とは関連しないってこと?そんなことあるんかな。











がむしゃら院長