多枝CABG:小開胸(MICS)が胸骨切開より1か月の身体回復に優位(MIST試験)
背景:多枝冠動脈疾患のバイパスは胸骨正中切開が標準だが、小開胸の低侵襲CABG(MICS)のランダム化エビデンスが乏しかった。
方法:国際7施設170例をMICS CABG vs 胸骨切開CABGに1:1無作為化(2018–2024年)。主要評価は術後1か月のSF-36身体コンポーネント。
結果と考察:1か月時点でMICS群のSF-36 PCSが有意に高い(平均差2.9、P=0.031)。12か月まで死亡・脳卒中なし。経験豊富なチームで選択された患者では、早期の患者報告回復が改善。
Lancet, 2026年8月
「胸骨を開かないバイパス」、1か月の体の感じ方がちょっと良い。
開業医は紹介時に「どの術式でやったか」を聞くと回復の見立てが楽。




