生体腎提供:腹腔鏡腎摘出後の陰嚢手術リスク(カナダ人口コホート)
背景:男性の生体腎提供後、同側陰嚢水瘤などで陰嚢手術を受ける例があるが、提供自体に起因する長期リスクは不明だった。
方法:カナダ・オンタリオ州の行政データ(2002–2024年)。腹腔鏡腎摘出を受けた男性提供898人を、年齢・所得・精管結紮・鼠径ヘルニア修復等で非提供8980人と1:10マッチ。追跡中央値9年。主要評価は陰嚢水瘤等に対する手術入院。
結果と考察:陰嚢手術率は提供7.8% vs 非提供0.2%(HR 38.8)。提供から手術まで中央値5.2年、20年累積発生率13.8% vs 0.7%。提供前の説明・フォローに有用な数字。
Ann Intern Med., 2026年1月
男性生体腎提供後、20年で陰嚢手術約14%と報告。
腎移植の話、男性ドナーには長期の話も必要。




