大腸内視鏡検診:13年追跡でがん発生は低下、死亡率は有意差なし(NordICC)
背景:10年時点では大腸内視鏡で発生率低下が示されていたが、死亡率と長期データが問われた。
方法:ノルウェー・ポーランド・スウェーデンで55–64歳84,583人を1:2で内視鏡群 vs 非スクリーニング。主要評価は大腸癌発生・死亡(intention-to-screen)。
結果と考察:13年で発生率1.46% vs 1.80%(RR 0.81)。男性で効果大きく、近位癌では差が小さい。死亡率0.41% vs 0.47%(RR 0.88、CIが1を跨ぐ)。非スクリーニング群の死亡率は試験設計時想定より低かった。1回の内視鏡は発生抑制、死亡効果は13年では確証に至らず。
Lancet, 2026年5月
大腸内視鏡、発生率は下がるが死ぬ率はまだモヤモヤ。
ガイドライン議論、また長引く。




